アトピー慢性化の仕組み解明

アトピー慢性化の仕組み解明＝たんぱく質沈着が原因―佐賀大など

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120612-00000005-jij-soci

アトピー性皮膚炎に苦しんでいませんか?

ダニなどの原因物質を身の回りから取り除いた後もアトピー性皮膚炎はすぐに治らずに、
慢性化する仕組みを出原賢治佐賀大学教授らの研究チームが解明したと、
アメリカ医学誌に11日に発表しました。

出原賢治佐賀大学教授らの研究チームは、患者の皮膚を分析しました。

アレルギーの原因物質が体内に侵入した場合、
免疫細胞が働いてかゆみが生じると同時に、
たんぱく質「ペリオスチン」が大量に生成されることを突き止めました。

すごいです!

ペリオスチンが皮膚組織に沈着した場合、免疫細胞がさらに刺激されて、
かゆみが生まれる悪循環が起きることも分かりました。

原因物質を取り除いてたとしてもペリオスチンの沈着が続いて、症状が慢性化するということです。

現在の治療法はステロイドの服用などで免疫を抑制するというものですが、
感染症にかかりやすくなる副作用があるということです。

今回行った発見では、ペリオスチンを狙い撃ちする副作用の少ない薬の開発が
期待できるんだそうです。

出原賢治佐賀大学教授らの研究チームは、すごいことをやってくれました。

少しでもアトピー性皮膚炎に苦しんでいる人が減ることを祈っています。

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