香川、真の主力へ「圧倒する」

香川、真の主力へ「圧倒する」…骨折で因縁・韓国戦で爆発だ

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７日、日本代表ＦＷでドルトムント所属の香川真司（２２）が、親善試合・韓国戦に向け関西空港を経由してチーム一番乗りで札幌入りしました。

１月のアジア杯で右第五中足骨を骨折して以来となる代表復帰戦に向けて香川真司は、
「プレーで圧倒的なものを見せないといけない」と決意を表明しました。

札幌に到着後には、時差調整も兼ねて、早速、約３０分の自主トレを行いました。

韓国戦に向けた代表合宿は、８日から始まります。

香川真司には油断も、慢心もありません。

北の大地に降り立った日本のエース香川真司は、固く決意を語りました。

「もっと、プレーで圧倒的なものを残さないといけないと思っている」と。

５日のブンデスリーガ開幕戦のハンブルガーＳＶ戦（３―１）を終えて、約３０時間後です。

関西空港を経由した約１６時間の長旅で、わずかに疲れの色を見せながらも、香川真司は厳しい表情で日韓戦に意気込んだ様子でした。

　現在、ザックジャパンでは、香川真司とＭＦ本田圭佑（ＣＳＫＡモスクワ）と双璧を成す攻撃の核になっています。

しかし、香川真司自身はそうは思っていないようです。

「まだまだ、自分の立場は代表では、あまりだと思っている」と。

ドイツ王者の主力に君臨していますが、ザック体制では７試合で、アジア杯準々決勝カタール戦での２得点だけになっています。

まだ、物足りない―。尽きぬ向上心と危機感から、香川真司は「圧倒的なプレー」を欲していました。

　香川真司は因縁の戦いで、再スタートを切ります。

１月２５日のカタールでのアジア杯準決勝韓国戦で、右第五中足骨を骨折して、決勝を前に、チームを離脱しました。

ザックジャパンを決勝に導きましたが、その代償として長いリハビリ生活を強いられたのです。

ドルトムントはリーグ制覇を成し遂げたましが、そのピッチにも立てませんでした。

リハビリと並行して、ブンデスリーガ、欧州ＣＬ、代表をフルで戦い抜ける体を追い求めて肉体改造に取り組んできました。

　宿舎到着後には、約３０分程度、時差調整も兼ねてランニングなどの自主トレを行いました。

「どこで誰が見てるか、分からない。どの試合も自分にとっては大事。クラブでも代表でも結果を残し続ける」と語りました。

将来的にビッグクラブ移籍を目指すためにも、毎試合がアピールの場になります。

何の因果か、復帰戦も日韓戦です。

約６か月ぶりに戻るザックジャパンのピッチで、香川真司が「真価」と「進化」を証明します。


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