緑内障 早期発見に光明 [ニュース]

緑内障 早期発見に光明 京都府立医科大が遺伝子変異を特定

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120317-00000138-san-soci


京都府立医科大の田代啓教授(ゲノム医科学)らの研究チームが、
 視野が狭くなり続ける緑内障のうち、日本人の発症が多いタイプについての
発症のリスクを高める遺伝子変異を、特定してその
研究成果が米オンライン科学誌「プロスワン」に掲載されました。
緑内障というのは40歳以上の日本人の約5%がかかる恐れがあり、
自覚症状がない状態のまま進行していき失明をする恐れもありましたが、
この遺伝子を調べていくことで早期発見につながる可能性があるそうです。

 研究チームは、緑内障患者1244人と緑内障でない975人の遺伝子配列を解析したということです。
その結その結果として、患者の大半において、ある特定の遺伝子配列に5つの変異があることが判明
したということです。


統計上、変異のある人はない人と比べると、約2倍緑内障にかかりやすくなっていたということです。
変異があった場合、視神経細胞を維持するためのタンパク質の量が正常に
調節されないことが考えられるといいます。

 これらの変異は血液検査などから簡単に調べられるそうです。

緑内障の発症リスクを診断して治療が有効な早期発見に役立つ可能性があるということです。

田代啓教授は次のようにコメントしています。

「数年以内には、簡易に発症リスクを診断できるシステムを実用化したい」と。

そうですね、早くにこういったことが実用化されることを心から願っています。




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