「FFFTP」が開発終了 [ニュース]

定番FTPクライアントソフト「FFFTP」が開発終了


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110901-00000041-impress-inet

8月31日、定番FTPクライアントソフト「FFFTP」の作者である曽田純(Sota)氏は同ソフトの開発を同日をもって終了することを発表しました。

なお、ソフトの公開は継続されるということです。

また、同ソフトは以前よりソースファイルが公開されています。

 「FFFTP」は、ローカル側とホスト側のリスト画面を左右に並べて表示するタイプの日本語FTPクライアントソフトになります。

シンプルでわかりやすい操作性や高い安定性によって、1997年頃に初めて公開されて以来、約14年間にわたり多くのユーザーに愛用されています。

窓の杜でも現在、月間3万から5万回ほどダウンロードされていて、ダウンロードランキングでは常にトップ10入りしている人気のソフトなんですよね。

 また、(財)インターネット協会が2003年に発表した“オンラインソフトウェア大賞2002”では大賞を受賞しています。

なお、このときの入賞作品は「Sleipnir」「Opera」「すっきり!! デフラグ」などでした。

 昨年は、“Gumblar(ガンブラー)”と呼ばれるウイルスが「FFFTP」を標的としたことによって、同ソフトで保存したFTP接続パスワードが抜き取られる事例が発生しましたが、問題が広く告知されてから1週間ほどで対策版となるv1.97が公開されています。

その後はマイナーバージョンアップを重ねて、昨年10月24日に公開されたv1.97bが最後のバージョンとなりました。


 同氏によりますと開発終了の理由は、開発を継続するためのモチベーションが維持できなくなったためとのことです。

 FTPというプロトコル自体、よりセキュリティ面で優位なSCPやSFTPなどのファイル転送用プロトコルの登場により役目を終えつつありますが、同ソフトが日本のインターネットの隆盛に一役買ったのは間違いないでしょう。

わたしももちろん愛用させていただいています。
フリーソフトなのにこんなに便利でとてもありがたく思っています。

ありがとうございました。

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