「Google+」がゲームサービス開始 [ニュース]

「Google+」がゲームサービス開始、ゲーム以外のアプリ開発も準備

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110812-00000016-impress-inet

11日、米Googleは同社のソーシャルネットワーキングプロジェクト「Google+」にて、ゲームサービスを開始したと発表しました。

 現在掲載されているゲームには、大人気ゲーム「Angry Birds」、PopCapの「Bejeweled Blitz」、Zyngaの「Zynga Poker」などの有名ゲームが含まれています。

 SNS上のゲーム業界ではFacebookが先鞭をつけて、大人気を博しています。

Google+はその人気を取り入れつつも、差別化を図ろうとしています。

それは、ゲームに関心のないユーザーがゲームを無視できるようにしたことに現れています。

こうしたユーザーは、ユーザーインターフェイスのストリームにゲームを表示しないようにできるということです。

 その一方で、ゲーム好きなユーザーは、サークルの中の人気ゲームのアップデートを見られるだけでなく、友人が最近プレイしたゲームのアップデートを受け取ったり、自分の最高点をサークルに通知したりできるということです。

 このゲーム機能は現時点で一部のGoogle+ユーザーが利用できるにとどまっていますが、徐々に利用者数を増やして、最終的には全ユーザーが利用できるようにする計画だそうです。

現在利用できるユーザーに対してはフィードバックを求めているということです。

 また、Facebookで大人気ゲームを開発したZyngaは、Facebookとの独占契約のために、最も有名な「Farmville」「Cityville」といったゲームをGoogle+では提供せずに、Zynga Pokerという別の人気ゲームを提供しています。

Zyngaは株式公開を計画していますが、Facebookに過度に依存していることが事業リスクの1つとなっていました。

しかしGoogle+という新たなゲームプラットフォームを得たことがプラス要因となる可能性があるということです。

これは、Facebookでゲームを提供している他のデベロッパー企業にとっても朗報でしょう。

 その意味でも興味深いのは、今回の発表に合わせて「Google+ Platform blog」という公式ブログが公開されたことです。

このブログでは、Google+のためのアプリ開発情報を提供していくといいます。


今のところGoogle+でゲームを提供しているパートナー企業は限定されていますが、関心のある企業は連絡を取るように勧めています。

 今回は「量より質」を重視しているため、少数の開発者にゲームAPIが公開されたばかりですが、ゲーム以外のアプリ開発も準備されているようです。

Googleの発表文によりますと、「我々は、少しずつ新しいパートナーと新機能を追加し続けるつもりだそうです。

今回その手始めに少数の開発者にゲームAPIを発表した」とコメントしました。

今後さらに多くのAPIが公開されて、ゲーム以外のアプリ開発も視野に入っていることを示唆しています。

そうなれば、Facebookプラットフォーム依存に悩む多くのデベロッパー企業がGoogle+にも対応してくる可能性は大きいでしょうね。


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