<ミャンマー>制裁解除 [ニュース]

<ミャンマー>制裁解除、ASEANが欧米に要請へ

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120404-00000014-mai-int

4日に東南アジア諸国連合(ASEAN)首脳会議が発表します議長声明で、
ミャンマー議会補欠選を「自由で公正」に行われたと評価しました。

米欧に対ミャンマー経済制裁の解除・緩和を求める方針であることが、
毎日新聞が入手した声明案で明らかになりました。

テインセイン政権の民主・開放政策を後押しすることで、
地域で孤立し中国と結びつきを強めてきましたミャンマーをASEANに取り込む狙いがあるとみられています。

 3日、ASEAN首脳会議はカンボジアのプノンペンで開幕します。

4日に議長声明を発表して、閉幕します。

声明案によりますと、
1日に行われましたミャンマー議会補欠選挙について
「国民の意思を反映した選挙結果を歓迎する」として、
「自由で公正な選挙が行われたことは民主化の大きな一歩だ」と評価しました。

「国際社会に対しミャンマーの進展を前向きに評価するよう求める」と
米欧に経済制裁の解除や緩和を要求していく方針を示しています。

 旧軍事政権が続けてきました民主化運動弾圧を批判する米欧の経済制裁でミャンマー経済は
極めて厳しい状況で、経済成長を続けるASEAN内で孤立してきました。

以前からASEANは「制裁はミャンマーの孤立化を進めるだけ」と
経済制裁には懐疑的で、国際社会に背を向けて中国と
緊密化するミャンマーの動きに警戒感も広がっていました。

 ミャンマーは天然ガスやレアメタル(希少金属)に恵まれて、
人件費も安く「アジア最後の未開発市場」と呼ばれています。

タイやシンガポール、マレーシアなど東南アジア各国はミャンマー投資にも積極的だということで、
ASEAN各国はミャンマーの「開国」を後押しすることで
地域発展や自国の利益につなげたい思惑もあるとみられています。

 声明案ではほかににも、一部加盟国が中国と領有権を争う南シナ海問題や北朝鮮問題にも言及しています。

ASEANが問題解決のルール強化のために策定作業中の「南シナ海行動規範」については
「策定議論に参加する中国の姿勢を歓迎し、中国と共に作業を進めていく」と記していて、
中国への配慮をにじませています。

長距離弾道ミサイル発射とみられている「衛星」打ち上げ準備を進める北朝鮮に対しては自制を促すとともに、
6カ国協議の早期再開を求めています。
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