スマートフォンバッテリー [ニュース]

スマートフォンバッテリー、新技術で長時間使用が可能に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110920-00000023-inet-mobi

Michigan 大学教授の Kang Shin 氏と同大学博士課程在学中の Xinyu Zhang 氏は、2011年9月21日にラスベガスで行われる ACM International Conference on Mobile Computing and Networking でスマートフォンバッテリーの電源管理に関する新技術を発表するということです。

スマートフォンが節電モードに設定されていてメッセージの送受信が行われていない状態であっても、着信情報を待機したり電波状況の良いチャンネルを探索したりなどでかなりの電力が消費されているのが現状です。

Shin 氏と Zhang 氏の調査によりますと、この待機状態では最大で通常の状態の80%程度の電力が消費されているといいます。

新しい電源管理アプローチは、E-MiLi(Energy-Minimizing Idle listening)と呼ばれていて、待機状態の電源管理を改善したそうです。

消費電力を最大で現在の16分の1に抑えることができて、しかも着信ありと判断された場合は一瞬で元の状態に復帰できるのだといいます。

CPU のクロックを下げれば節電につながることは良く知られているのですが、今回開発された技術はそれを利用したものだそうです。

困難だったのは、クロックが下がって、スマートフォンが「半醒半睡」の状態でどうやって着信を認識するかだったそうです。

「通常、メッセージにはヘッダーがついている。我々は、スマートフォンがこれを検知できるはずと考えた。たとえばあなたが90%眠っているときでも、名前を呼ばれれば自分が呼ばれたと認識できる。それと同じだ」

しかし、この技術を実現するには、スマートフォンに新しいファームウェアを導入して、着信情報にE-MiLi 専用ヘッダーを埋め込む機能を追加する必要があるということです。

Shin 氏によりますと、E-MiLi ヘッダーの埋め込まれたメッセージは現在発売されているスマートフォンでも受信できて、E-MiLi用ファームウェアが導入されたスマートフォンと間でのコミュニケーションに問題は無いということです。

わたしもスマートフォンを使っていますが、どうしても電池のもちに意識がいってしまってだめですよねぇ。

いい発明をしてくれてどうもです。
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