紳助 芸能界引退… [ニュース]

紳助 芸能界引退…松本人志「漫才だけは…」上地雄輔は自宅訪れ号泣

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110824-00000000-dal-ent


23日夜、タレントの島田紳助(55)が東京・新宿区の吉本興業本社で緊急記者会見を行いました。

この日をもって芸能界から引退することを発表しました。

2005年6月から3年間にわたって、暴力団関係者との親密さをうかがわせるメールのやりとりを行っていたことが判明したのです。

自ら社会的責任をとって引退を申し出たといいます。

所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーの水谷暢宏社長らと同席した紳助は「自分の中ではセーフと思っていたが、芸能界のルールとしてはアウトだった」と涙を浮かべて語りました。

レギュラー6本を抱えている平成の視聴率王が、黒い交際を理由に突然、芸能界を去ることとなりました。

 午後10時から吉本東京本部で開かれた緊急会見には、報道陣300人が集結しました。

紳助は、所属事務所の水谷社長、同社の顧問弁護士・原田裕氏と会見場に姿を見せました。

冒頭、社長による経過説明を唇をかみながら聞いていましたが、自らマイクを持つと、サバサバした表情で「きょうをもって芸能界を引退することにしました。もう守るべきことはありません。すべてを正直に話そうと思います」とあいさつしました。

 8月中旬に外部からよしもと側に、引退を決断することになった暴力団関係者2人との交際が、携帯メールの存在を伝える情報がもたらされました。

2005年6月から2年間にわたるやりとりだったということです。

同社は、有識者も含んだ調査に加えて、紳助へヒアリングを行いました。

最終的には今月21日の深夜に紳助を東京本部に呼び出して、事実関係を確認したところ、交際の事実関係を認めたということです。

紳助はその場で、芸能界引退を申し出て、23日午後に受理されたといいます。

 引退の決断については「自分があいまいな処分を行ったら、後輩への示しがつかない。自分で自分へ一番厳しい処罰を下した」と胸を張りました。

その一方で、約40分の会見中に、2人との交際は、10数年前に自らのトラブルを2人に解決してもらった恩義と説明しました。

以降の交際について「その筋の交際がいけないのは知っていたが、人と人との付き合いをしていた。自分ではセーフと思ったが、芸能界のルールとは違っていた。ぼくのミステーク」と見解の相違を強調して、自身の正当化を主張し続けました。

 紳助は、テレビ番組での司会をほうふつさせるほど、自らの見解を流ちょうに説明していましたが、芸能界の仲間からの引き留めの声を語る際には、涙を流しました。

引退の意志を真っ先に報告したダウンタウンの松本人志(47)からは「漫才だけはやめないで下さい」と電話で懇願されたといいます。

上地雄輔(32)は22日夜に紳助の自宅を訪れ、「父ちゃん、父ちゃん」とすがって泣いたといいます。

紳助は「君たちの頑張りは見守っているよ」と語りかけたといいます。

 会見の最後には「切腹の介しゃくをしていただいてありがとうございました」と語りました。

将来に関しては「何も決めていない。世の中の役に立つことがしたい」と語りました。

これまで、週刊誌などに暴力団との交際を書かれたことには「うそばかり」と断言していました。

「明日から一般人ですので、嘘を書いたら、訴訟が起こせます」と恨み節も口にしました。

こんな形でさよならなんて・・・。


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