「不育症」患者１４０万人

＜厚労省推計＞「不育症」患者１４０万人

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110821-00000063-mai-soci


厚生労働省研究班の調べで、次のことがわかりました。妊娠はするものの流産や死産を繰り返す「不育症」患者は妊娠経験者の４．２％で発生して、１４０万人いると推定できることがわかったのです。

不育症の発症頻度や患者数の調査は初めてのことになります。

大阪市で２９日から始まる日本産科婦人科学会で報告されるということです。

　名古屋市立大学が２００７～２０１０年に、愛知県岡崎市で健康診断を受けた３５～７９歳の女性２７３３人に尋ねたということです。

妊娠したことのある女性２５０３人のうち９５３人（３８％）が流産の経験があると回答しました。

研究班は不育症を「２回以上の流産や死産あるいは早期新生児死亡がある場合」と定義していますが、２回以上の流産を経験したのは１０５人、３回以上は２２人だったということです。

　研究班が２００７年の人口統計を基に推定したところによると、不育症は年３万人が発症して、１４０万人の患者がいるとみられています。

　不育症の原因は▽子宮の形の異常▽カップルの染色体異常▽血栓で胎児に栄養が届かない－－などですが、７割近くは原因不明だそうです。

実態は十分に解明されていなくて、専門医も少ないということです。


それにしてもこの数字には驚かされました。

なんとか改善してもらいたいものです。

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